はなさく生命の審査に落ちた！厳しい？審査に落ちる３つの理由と対処法

結論、はなさく生命の審査が特段厳しいと一概に断言はできません。

というのもはなさく生命含め、保険会社各社は審査の具体的な内容や落とした理由を開示していないからです。

一方ではなさく生命の審査に落ちた人のSNSの口コミを見ると、考えうる様々な理由が挙げられていました。

この記事では、以下のような内容をFPが徹底解説していきます。

本記事で取り扱う保険会社は、保険業法により金融庁の審査を受け内閣総理大臣から免許を取得しています。

はなさく生命の審査に落ちた？SNSの口コミ・評判

まずははなさく生命の審査に落ちた人のSNSの口コミを見ていきましょう。

はなさく生命の審査に落ちた人のSNSの声を見てみると、

• 妊娠＆目の病気の告知で落とされた？
• 腱鞘炎で落とされた？
• 専業で収入無いから落とされた？
• 多嚢胞性卵巣の疑いありで落とされた？
• 喘息持ちで落とされた？

などの口コミがありました。

実際に落とされた理由は分かりませんが、「審査が落ちた」「審査が厳しい」という評判が多いですね。

一方で、

のように他の「生命保険に入れず困っていたところ、はなさく生命の審査に通った」という方も。

持病持ちの方や告知内容に不安がある方は、事前に保険のプロに相談してみた方が良さそうですね。

はなさく生命の審査は厳しいのか

でははなさく生命の審査は厳しいのでしょうか。

告知内容は厳しいのか

結論から述べると、はなさく生命の審査基準は明確に公開されているわけではないので、「厳しい」と断言することはできません。

告知書を他社と比較した限りでは、特段厳しい告知内容ではありませんでした。

以下が「はなさく医療」「はなさく定期」「はなさくがん保険」「はなさく一時金」共通の告知書概要です（2024/05現在）。

1	体格　現在の身長・体重について
2	以下①～③のいずれかの項目に該当したことがありますか。①直近3カ月以内に、医師による診療（問診・診察・検査・治療・投薬）をうけたことがある ②過去5年以内に、30日以上の期間（初診から終診まで）にわたり、医師による診療（問診・診察・検査・治療・投薬）をうけたことがある ③過去5年以内に、継続して7日以上の入院をしたこと、または手術（カテーテル・レーザー・内視鏡によるものを含みます）をうけたことがある
3	今までに、悪性新生物または上皮内新生物と診断されたことがありますか。 ※放射線治療（重粒子線・陽子線治療を含みます）・化学療法（抗がん剤・分子標的薬による治療）・免疫療法をうけたことがある場合は、詳細な治療法をお伺いします。 悪性新生物または上皮内新生物には、がん・上皮内がん・肉腫・白血病・リンパ腫・骨髄腫・骨髄異形成症候群・真性赤血球増加症・本態性(特発性)血小板血症・カルチノイド・GIST(消化管間質腫瘍)・子宮頚部高度異形成(膣部を含みます)を含みます。
4	過去2年以内に健康診断・人間ドック・がん検診をうけて、以下の【臓器】・【検査】で、「要再検査/要精密検査/要治療」を指摘されたことがありますか。 （健康診断等をうけていない場合は非該当になります。） 【臓器】脳・眼・甲状腺・心臓・肺・食道・胃・腸・肝臓・腎臓・すい臓・胆のう・子宮・卵巣・乳房・前立腺 【検査】血圧・尿・血液・眼底・便潜血・Ｘ線・心電図・超音波(エコー)・内視鏡・CT・MRI
5	現在、以下①～③のいずれかの項目に該当しますか。①視力（左右いずれかの視力が矯正しても0.2以下）・聴力・言語・そしゃく機能の障害 ②手・足・指の欠損や機能の障害 ③背骨（脊柱）の変形や障害
6	現在、妊娠していますか。（満16歳以上の女性のみ）

たとえばオリックス生命の医療保険「キュア・ネクスト」の告知書と比較しても、特に厳しい項目はありません。

むしろキュア・ネクストの方が、「過去5年以内に、妊娠・分娩に伴う異常で、入院したり手術をうけたことがありますか。」などはなさく生命の医療保険より項目が細かめです。

ただし告知事項に該当するからといって、絶対審査に通らないわけではありません。

経過がよければ加入できる場合もあるので、告知書だけでは一概に厳しいか判断するのは難しいでしょう。

審査にかかる期間・日数

はなさく生命の審査期間は公式サイトで公表されていません。

一般的に生命保険の審査は、1～2週間程度で判定が出るようです。

ただし告知内容によっては追加資料が必要となり、審査が長引く可能性があります。

申込から日数がかかって不安な場合は、一度コールセンターに問い合わせてみると良いでしょう。

はなさく生命の審査に落ちる３つの理由

前述のとおり、生命保険の審査に落ちる原因は病気などの告知内容だけではありません。

審査に落ちる理由は以下の３つに分けられます。

①身体上の危険（告知内容・病気）

１つ目として最も重要視されているのが「身体上の危険」です。

入院や手術のリスクが高い＝保険会社が保険料を支払うリスクが上がるわけで、当然審査に落ちる可能性は高くなります。

身体上の危険としては、おもに以下の３つがチェックされています。

告知内容については、具体的には前述のような告知書の提出が求められます。

ただし告知内容に該当していたら100%落とされる、というわけではありません。

また健康診断で脂質・血糖値・尿酸値などの数値が引っかかり、再検査を求められたけど放置している、なんて人もいるでしょう。

BMI数値が高い人も要注意です。

健康診断書の提出は必須ではありませんが、追加資料として求められたら、素直に応じて結果を待ちましょう。

②職業上の危険

２つ目に見られるのが「職業上の危険」です。

具体的には以下のような職業が、病気やケガのリスクが高い「危険職種」と見なされてしまいます。

健康なのになぜか落とされた！という人はもしかするとここに該当してしまっているのかも？

ご自身の職種が当てはまるか心配な方は、各保険会社に問い合わせると良いでしょう。

③道徳上の危険

３つ目の「道徳上の危険」とは、不正に給付金や保険金を得ようとする人を排除するためのチェック項目です。

保険会社にもよりますが、具体的には以下に該当するような人が、不正受給のリスクがあると見なされます。

借金・ブラックリストは審査に影響するのか

生命保険の審査について、借金の有無やブラックリストは影響するのか、回答していきます。

借金は審査に影響する？

借金やローンの有無は審査に影響しません。

ただし保険料の支払いが一定期間滞ると、保険契約は「失効」となってしまいます。

住宅ローンや車のローンなど借入金がある場合は、今後の保険料支払いが継続できるのか、加入前に確認しておきましょう。

ブラックリストは審査に影響する？

そもそもブラックリストとは、個人信用情報に金融事故の情報が登録されている人のことを指します。

金融事故の情報とは、過去に借金やローン返済を遅延したり、債務整理を行ったりした情報のことですね。

これらは住宅ローンやクレジットカードの審査には影響しますが、生命保険の審査に影響しません。

ただし借金同様、今後の保険料支払いが継続できるのかは、しっかり判断したうえで加入しましょうね。

はなさく生命の審査に落ちた時の３つの対処法

はなさく生命の審査に落ちたからといって、落ち込む必要はありません！

商品や保険会社を工夫すれば、同じ条件でもすんなり審査が通る場合も。

まずは以下３つの対処法を試してみましょう。

①期間を空けて再度申し込む

生命保険は基本的に、「過去5年以内の病気」を告知対象としています。

そのため告知書で引っかかったと思われる項目があれば、該当期間を空けて再度申し込めば審査が通る場合があります。

ただしこれは以下の理由から、あまりおすすめできません。

• その項目が本当に落ちた理由か分からない
• 新しい病気にかかるリスクがある
• 年齢が上がれば保険料も上がる
• 生命保険未加入の期間が発生してしまう

できれば同じ保険会社の別商品、または別の保険会社を検討した方がよいでしょう。

①「かんたん告知」の商品を選ぶ

はなさく生命には「かんたん告知」というタイプの保険があります（医療保険、死亡保険、特定疾病保障保険にそれぞれ設けられています）。

「かんたん告知」とは、健康に不安がある人、持病がある人でも入りやすい保険のこと。

一般的には「引受基準緩和型医療保険」と呼ばれています。

かんたん告知では、以下３つの告知項目がすべて「いいえ」の場合申し込むことができます。

1	直近3カ月以内に、医師により入院・手術（カテーテル・レーザー・内視鏡によるものも含みます）・検査・先進医療をすすめられたことがありますか。
2	過去2年以内に、病気やケガで入院・手術（カテーテル・レーザー・内視鏡によるものも含みます）・先進医療をうけたことがありますか。
3	過去5年以内に、悪性新生物または上皮内新生物、肝硬変、認知症、アルコール依存症、統合失調症で医師による診療（問診・診察・検査・治療・投薬）をうけたことがありますか。

※表はいずれもはなさく生命公式サイトより引用

③別の保険会社を検討する

前述のとおり、保険会社によって審査基準は異なります。

例えばはなさく生命の審査に落ちても、B社だと以下のような理由で加入できる場合があります。

• 自分の疾病が審査上問題なかった
• 特定疾病を保障から外す、などの条件付きで入れた
• 保険料は上がるが入れた
• 保険金額は下がるが入れた

審査が厳しい・ゆるい生命保険

各保険会社とも告知書の内容は開示しているものの、詳しい審査基準は公表していません。

そのため具体的に「○社が厳しい/ゆるい」とは言い難く、疾病によっても審査の厳しさは異なるでしょう。

一般的には、以下のような保険は審査が厳しい傾向があります。

①掛け捨て型の保険

掛け捨て型の保険は積立型の保険に比べて審査が厳しいです。

保険会社にとっては少ない保険料で多額の保障をしなければいけない、というリスクがあるからです。

積立型保険の方が保険料は上がりますが、将来の備えにもなります。

審査を考慮するなら、積立型保険も選択肢に入れると良いでしょう。

ネット申し込みの保険

ネット申し込みの保険も、審査が厳しいといわれています。

さらにネットでの申請は誤入力が起きやすく、抜け漏れがあると「告知義務違反」となってしまう危険性も。

保険ショップや保険相談サービスの担当者を介すれば、プロのチェックを通して申請できるので安心です。

生命保険のおすすめ相談サービス

審査に落ちる何かしらのリスクがある状態で、他の保険会社にやみくもに申請しても連敗するかも‥

• 持病があっても入りやすい保険は？
• 危険職種でも入りやすい保険は？
• 同じ保障内容でおすすめの保険は？
• 告知書の書き方が不安
• 借金・ローンがあって保険料を払い続けられるか不安

こんな疑問・不安を抱えている人は、保険のプロに相談してみましょう。

以下は当サイトで人気、かつ筆者が実際に相談してみて良かった保険相談サービス３選です。

どこもFP国家資格を有する保険とお金のプロが在籍しており、専門性の高いアドバイスがもらえますよ。

また告知書の書き方をチェックしてもらえば、告知義務違反などの心配なくスムーズに申請できますね。

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結論｜はなさく生命の審査に落ちたらFPに相談しよう

はなさく生命の審査が厳しい、とは一概に言えないものの、SNSでは落ちた報告も多数ありました。

はなさく生命の審査に落ちたからといって、「どの生命会社にも入れない」というわけではありません。

落ちたらはなさく生命の「かんたん告知」の商品や、他保険会社の商品を検討しましょう。

とはいえ落ちた理由や告知内容の正しい書き方が分からないまま、やみくもに申請するのはおすすめできません。

審査に落ちるリスクを抱えている人は、保険のプロに相談＆告知書の書き方などをサポートしてもらうと審査に通る確率を上げられるでしょう。