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Heat or Eatとは?イギリスの光熱費・電気代・物価高騰の原因|2024年

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イギリスで叫ばれるHeat or Eatとは?【物価・燃料費高騰】

ニュースやSNSで目にした「Heat or Eat」という言葉、どういう意味?

イギリスでは、物価高やエネルギー高騰から「暖房か食べ物か」どちらか選択せねばという窮地に追い込まれている人が急増。

その切実な実情を表した言葉が「Heat or Eat」です。

SNSで#HeatOrEat をつけてその現状を訴えたり、賃上げストライキを起こす人々のプラカードに使われたりしています。

日本においても他人事ではないこの言葉について関連ニュースやイギリスと日本の現状、できる対策についてまとめました。

記事の監修者

✓フリーランス金融Webライター
✓3級FP技能士
✓投資歴10年(NISA,米国株ETF, iDeCo)
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目次

Heat or Eat|2024年イギリスの光熱費現状

SNSやニュースをもとに、イギリスの現状を紐解きます。

悲痛な叫びが聞こえる一方で、日本よりましという意見も?

SNSの#Heat or Eat

Twitterを見ると、物価や電気代高騰に苦しむ声、対策しない政府や賃上げしない企業への不満#HeatOrEatとともにたくさんつぶやかれていました。(右クリック→「日本語に翻訳」をお使いください)

支援団体による、寄付の依頼も見られました。

こんなTweetも話題に。

イギリスの民放番組『This Morning』では、電話でつながった視聴者に、ルーレットで当たったものをプレゼントするそうです。

2022年9月の回では、なんと「energy bills」=(4か月分の)光熱費がルーレットに加わり、見事男性が当てて大喜び。

筆者

観ていた視聴者は、改めてイギリスの現実を突きつけられてショックを受けたのだとか

イギリスの電気代高騰・インフレ

イギリスの現状を数字でざっくりお伝えします。

数字で見るイギリスの現状
  • インフレ率 11%超
  • パスタ   60%
  • 植物油   65%
  • 電気代   6~7倍

(いずれも2022年/前年比、参考:テレ朝ニュース

電気代6~7倍なんて、信じられない数字です(参考データを見つけられず、ニュースからの引用ですみません)。

電気を止められて、低体温症で亡くなる人も…

Heat or Eatの原因

背景には、大きく三つの要因(EU離脱、コロナ禍、ウクライナ情勢)があります。

一つ目は、EU離脱(2020年2月)により、EU各国間との人や物の行き来に制限が出て、物価が上がっていたこと。

そこにコロナ禍による制限、ウクライナ情勢によるエネルギー高騰が追い打ちをかけて、過去40年で最高と言われるインフレ率を叩き出したのです。

それでも日本よりはまし?

日本なんてイギリスに比べたらまだまだ大丈夫だね

筆者

そう思いたいところだけど、一概にそうとも言えないのかも?

マンチェスター暮らしのGranadaさんのブログを拝見すると、こんなことが書かれていました。

そうはいってもしかし。
食料品をはじめとした生活必需品に消費税がかからない。
野菜や果物や肉や乳製品は、日本よりも安い。
簡単な作業アルバイトの時給も12£(約2000円)は軽くいく。
食糧自給率が40%を切り、10年以上まったく収入が上がっていない日本よりは、よっぽどましかもしれない。

Granadaさんのブログより引用(引用させていただき感謝です)

確かに、円の価値や賃上げの現状を鑑みると、一概に「日本はまし」などと安堵してはいられないかもしれませんね。

また、イギリス・ロンドン在住の方のブログで、家計簿を紹介されている方がいらっしゃったので参考にさせていただきました。

ロンドンの光熱費一例

立地やお住まいにもよりますが…意外と東京一人暮らしの方の家賃+光熱費と大きくは変わらないかもしれませんね。

Heat or Eat|2024年日本の光熱費現状

イギリスの現状に対して、日本の現状を見ていきます。

SNSで見る日本のHeat or Eat

Twitterでは、電気代の高騰や食料品の値上げに悲鳴を上げる声がたくさん見られました。

食べ物も電気も、どちらも生活に欠かせないものなので、切実さが伝わります。

物価の優等生と言われる卵でさえも値上げ…

日本の電気代高騰・インフレ

数字で見る日本の現状はざっくり以下のとおりです。

背景を考えると2024年以降も高い電気代・光熱費やインフレは続きそうです。

数字で見る日本の現状
  • インフレ率  2%
  • 食パン     11%
  • たまねぎ   47%
  • さけ     19%
  • 電気代    20%

(いずれも2022年/前年比、参考:内閣府世界経済の潮流 2022年Ⅱ, 総務省消費者物価指数全国 2022年

Heat or Eat|2024年にすべき対策

社会情勢は一個人でどうすることもできませんが、個々人でできるHeat or Eat対策があります。

どちらもサクッと始められる対策なので、まだやっていない方は試してみてくださいね。

おすすめHeat(電気代高騰)対策

エネルギー高騰対策としては、まずは電力会社の乗り換えがおすすめです。

特に、下記のような方は、電力会社を乗り換えるだけで、電気代が安くなる可能性が高いです。

こんな人は電気代が安くなるかも
  • 電気代が平均より大幅に高い
  • 電気会社は引っ越し当時から変えていない
  • 大手電力会社と契約中

電力会社を比較したり、解約・契約手続きとか面倒で…

筆者

私の場合、大手電力比較サイト『エネチェンジ』で簡単に比較、乗り換えをすることができたよ!

気になるかたは、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

おすすめEat(物価高)対策

まず、物価高の対策としておすすめなのが、ネットでのまとめ買いです。

楽天セールの日など狙っているけど、タイミングを見て買い物するのが面倒で…

筆者

そんな人におすすめなのが、「Amazon定期おトク便」です。

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私は、ペットボトル飲料やスープ類、米、缶詰などのストック食品や、トイレットペーパーなどの日用品は、Amazon定期おトク便で買っています。

一方で、下記のようなデメリットも知っておきましょう。

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筆者

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Heat or Eat、究極選択の前にできる対策をとっておこう

イギリスで叫ばれる「Heat or Eat」、日本も他人事ではなくなってきました。

残念ながら、2024年以降も引き続きエネルギー高騰、物価高が続きそうです。

個人でできるHeat or Eat対策、まずは電力会社の乗り換えから初めてみましょう

すぐにできるおすすめHeat or Eat 対策
筆者

Heat or Eat、究極の選択を迫られる前に、できる対策をとっておきましょう!

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