2025年現在、インスタでじわじわ注目を集めているリプリントライト(リセールライト)ビジネスと再販権付コンテンツ。
筆者自身も2024年にインスタでリセールライトビジネスを始め、初月で12万の売り上げを出しました。

現在も6桁の売り上げを安定維持できています。
すでに完成したデジタルコンテンツ(例:電子書籍、動画、テンプレートなど)を再販売権利(MRR、Master Resell Rights)とともに購入し、その商品を自分のブランドや名前で販売するビジネスモデルのこと。
今までインスタ×コンテンツ販売というのは、初心者には手の出しにくいビジネスモデルでした。
というのも、まずは自分の豊富な知識、経験を詰め込んだコンテンツを作成し、Instagramでフォロワー集客→ファン化、そこからやっとコンテンツ購入、という流れだったからです。
一方でリセールライトビジネスなら、再販売権利のついた既製品を仕入れて、また再販売権利を付けて売るだけなので、
- 特別な経験・知識不要
- 顔出しなしOK
- 多数のフォロワー不要
- 初期投資が少ない
- 収益化スピードが速い
こんなメリットがあります。
メリットが大きい一方で、権利に関する用語がちょっとややこしいのが難点。
実際にInstagramでリセールライトビジネスを行っている筆者が、詳しく解説していきますね。

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リプリントライト・リセールライトビジネスとは

まずはリセールライトビジネスに関する用語を解説していきます。
リプリントライト・リセールライトビジネスとは
重ねて定義をおさらい。
前述のとおり、リセールライトビジネスの定義は以下のとおりです。
リプリントライト・リセールライトビジネスとは、すでに完成したデジタルコンテンツ(例:電子書籍、動画、テンプレートなど)を再販売権利とともに購入し、その商品を自分のブランドや名前で販売するビジネスモデルのこと。
※商品に付属する権利として、MRR(再販売権利)やPLR(編集権利)があります。
MRR(再販売権利)とは
MRR(Master Resell Rights、再販売権利)とは、既に作成された商品やデジタルコンテンツに対して、その商品を自分の名前やブランドで再販売するための権利のことです。
具体的には、オリジナルの製作者や権利保有者からライセンスを購入することで、商品を再販し、利益を得ることができる仕組みです。
- 初期投資が低い: 自分で商品を一から作成する必要がない
- 即時販売可能: 購入後すぐに販売活動を始められる
- 市場への迅速なアプローチ: 製作時間が要らず、市場のニーズに迅速対応できる
ただし、MRRを利用する場合は、同じ商品を扱う他の販売者も存在するため、差別化やブランディング戦略が重要となります。
PLR(編集権利)とは
PLR(Private Label Rights、編集権利)とは、既に作成されたデジタル商品に対して、単に再販するだけでなく、内容の編集・カスタマイズを行う権利を指します。
以下に、PLRの主なポイントをまとめます。
- 自由な編集が可能:オリジナル性を高め、自社ブランドに合った商品を作れる。
- ブランディングの強化:自分の名前やブランドとして販売できるため、ブランド価値を向上できる。
- 差別化のチャンス:リセールライトの難点は市場に同じ商品が出回ること。PLR付なら差別化を図れる。
再販のみならず自分だけの価値を加えることで、より魅力的な商品として市場に提供きますよね。
ビジネス展開の幅を広げていきたい人は、MRR(再販売権利)だけでなくPLR(編集権利)も付いた商品を仕入れましょう。
再販権付コンテンツとは
くどいようですが、まとめると…
「再販売権利付コンテンツ」とは、‟売る権利=MRR″がついた商品のこと。
この商品の購入者は、ゼロから商品を作らなくても、
購入した商品をそのまま横流し的に販売して利益を得ることができるんです。(表紙や著者名だけ変えてね)
もちろんそこで得た利益は、すべて購入者(=あなた)のものになります。
さらに「編集権」がついている場合、
- ご自身の知識を付け加えた商品
- 形式だけマネた完全オリジナル商品
こんなものも作ってビジネスを横展開できちゃいます。
たとえば私が販売している『インスタ収益化の教科書』の使い道を図解で観てみると、

こんな感じです。
リセールライトビジネスのメリット・デメリット

リセールライトビジネスのメリットだけでなく、デメリットもしっかり解説していきます。
リセールライトビジネスのメリット・デメリット
リセールライトビジネスのメリット・デメリットには以下が挙げられます。
メリット | デメリット |
---|---|
初期投資が少ない 知識、経験不要 即販売、収益化できる 継続収入になる インスタ集客との相性 | 競争が激しい ブランドを育てにくい 内容理解しないと顧客サポートできない |
該当ジャンルにおける深い知識や経験がなくても、即販売開始できるので、「ビジネス初心者だけど早く収益化したい」という人はぜひチャレンジしてください。

実際に私も再販売権利コンテンツをインスタで販売して、初月で12万売り上げを出しました。
特にインスタではビジネスノウハウを求めているユーザーが多くいます。
ビジネス系のアカウントで再販売権利コンテンツを販売すると、大きな利益を挙げられますよ。
一方で競争が激化すると似たようなコンテンツが蔓延し、利益が得られにくくなります。
先行者利益が大きく、後発組が難しくなるのが、このビジネスの最大のデメリットといえるでしょう。
リセールライトビジネス6つの権利

実はリセールライトビジネスには、MRR、PLR以外にも細かい権利の種類が存在します。
ちょっと難しいのですが、ご自身がデジタル製品を仕入れる際、また売る際にしっかり権利書を確認しましょう。
- 再販売権(Resell Rights, RR)
- マスター再販売権(Master Resell Rights, MRR)
- 編集権利(Private Label Rights, PLR)
- 個人利用権(Personal Use Rights)
- 限定再販売権(Limited Resell Rights)
- ギブアウェイ権(Giveaway Rights)
① 再販売権(Resell Rights, RR)
- 内容:
オリジナルの商品をそのまま販売できる権利です。 - 特徴:
購入後、商品を転売することは可能ですが、通常は再販売権自体を次の購入者に付与することはできません。
②マスター再販売権(Master Resell Rights, MRR)
- 内容:
商品自体の販売だけでなく、購入者にも再販売権を付与できる権利です。 - 特徴:
流通経路が拡大し、より多くの販売機会が得られる反面、同じ商品が多く流通するため競争が激しくなる可能性があります。
③編集権利(Private Label Rights, PLR)
- 内容:
商品の内容を自由に編集・変更し、自分のブランドとして再販売できる権利です。 - 特徴:
テキストやデザイン、構成などをカスタマイズできるため、オリジナリティを出しやすく、ブランド戦略に合わせた独自商品に仕上げられます。
④個人利用権(Personal Use Rights)
- 内容:
商品を個人で利用するための権利です。 - 特徴:
再販売や編集は認められておらず、自己学習や参考資料として使用するのが一般的です。
⑤限定再販売権(Limited Resell Rights)
- 内容:
再販売できる回数、地域、期間などに制限がある権利です。 - 特徴:
制約があるため、販売戦略やマーケットの範囲に合わせた利用が求められます。
⑥ ギブアウェイ権(Giveaway Rights)
- 内容:
商品を無料で配布する権利です。 - 特徴:
見込み客(リード)獲得やプロモーションの一環として利用され、後のアップセルなどに繋げる狙いがあります。
各権利は、ビジネスの目的やターゲットに応じて選択・組み合わせましょう。
たとえば、ブランド独自性を強調したい場合は編集権利(PLR)が有効。
流通を広げたい場合はマスター再販売権(MRR)を活用するなど、戦略に合わせた権利を使うことで、収益を最大化できます。
とはいえ難しければ、まずは購入した商品付属の権利書を真似るとことから始めましょう。
インスタ×再販売権利付コンテンツ販売のポイント

実際にインスタでリセールライトビジネス=再販売権利付コンテンツ販売で成果を挙げている筆者が、集客・販売成功のポイントを解説します。
- ターゲット層の明確化
- 魅力的なプロフィール作成
- まずは価値ある投稿
- エンゲージメントの強化
- キーワード戦略
- 同ジャンルアカウントとの関わり
- ショップへの導線整備
①ターゲット層の明確化
まずはここから。
誰に向けた商品か、ターゲット=ペルソナを具体的に設定しましょう。
どの年齢層、興味・関心を持つ層に響くかを明確にし、コンテンツ作成の基盤とします。
②魅力的なプロフィール作成
インスタの投稿からフォロー、ショップへの流入を得るには、プロフィールを整えることが重要です。
- プロフェッショナルな見た目
プロフィール画像や自己紹介文は同ジャンルのインフルエンサーを真似て、プロらしさを演出しましょう。 - ブランドストーリーの発信
自身のビジネス背景や商品の魅力を簡潔に伝え、フォロワーの興味を引きます。
③まずは価値ある投稿
すぐに営業、では顧客は離れてしまいます。
まずは価値あるコンテンツを提供することが大切。
そこまで多くのフォロワーや強いファンはいなくても収益化できますが、信頼を得てから営業をかけると、スムーズに収益化できます。
- 教育・情報発信型の投稿
商品の使い方、活用例、成功事例など、フォロワーにとって役立つ情報を提供します。 - ビジュアルで惹きつける投稿
写真や動画、インフォグラフィックを活用して、見やすく、分かりやすい情報発信を行います。 - 感情に訴える投稿
人は感情が動いたときにアクションを起こす生き物、ということも覚えておいてください。
④エンゲージメントの強化
インスタでのエンゲージメントとは、いいねやシェア、保存、DMなど。
さらに最近のアルゴリズムでは、投稿の閲覧率や閲覧時間が重視されています。
- ストーリーズやライブ配信
リアルタイムでのQ&Aや商品のデモンストレーションを行い、フォロワーとの交流を深めます。 - コメントやDMでの積極的なコミュニケーション
フォロワーからの質問やフィードバックに迅速に対応し、信頼関係を構築します。
⑤キーワード戦略
ハッシュタグだけでなく、キャプション内にあるワードはすべて解析されるようになりました。
投稿やキャプション内に、ご自身のビジネスに関するキーワードをなるべく盛り込みましょう。
一方でハッシュタグはつけすぎNG。
公式からジャンルが分かるもの5個程度が望ましいと発表されています。
⑥同ジャンルアカウントとの関わり
同ジャンルのアカウントと関わると、インスタのアルゴリズムからのジャンル認知が早まります。
インスタのジャンル認知とは
あなたのアカウントがどの分野(ファッション、フィットネス、料理など)に属しているかをインスタ側が認知すること。これにより、その分野に興味のあるユーザーに投稿を届けてもらえる。
同ジャンルのアカウントは競合ではありますが、いいねやコメントを残して、助け合いながらアカウントを成長させましょう。
コラボなどの実施も有効です。
⑦ショップへの導線整備
あなたの商品販売ショップへの導線をしっかり準備しましょう。
投稿やキャプションで、しっかりCTA(Call To Action)を行うのが重要です。
インスタにおけるCTA(Call To Action)とは、投稿やストーリーズ、プロフィールなどでフォロワーに対して具体的な行動を促すためのメッセージのこと。
具体的には、「購入はプロフィールから」「ショップリンクはこちら」「フォローしてね」「〇〇とコメントしてね」など。
これら7つの戦略を組み合わせて、Instagram上での集客力を高め、再販売権付きデジタル製品の販売へと繋げましょう。
前述のとおり、少ないフォロワー数でも、強いファン化をしなくても構いません。
7つの戦略を意識して地道に投稿すれば、初心者でも再現性高く収益化できます。
デジタルコンテンツ販売で稼げるジャンル一覧
デジタルコンテンツ販売で稼ぎやすいジャンルは以下のようなものがあります。
この中に得意なジャンルがある人、すでにこれらジャンルでインスタ発信をしている人はチャンス。
再販権付コンテンツを購入して、自分のジャンルに合わせて編集しましょう。
STORESなどのショップで再販売すれば、最短ルートでインスタ収益化が叶いますよ。
1. 副業・お金系(Money)
- 副業アイデア大全(初心者向けガイド)
- ポイ活&キャッシュバック完全攻略マニュアル
- ブログ収益化の始め方(SEO&アフィリ戦略)
- 投資&資産運用ガイド(初心者向け)
- 家計管理&節約術テンプレート(Googleスプレッドシート付)
👉 販売アイデア:
- 電子書籍(PDF、Notion、Canva)
- 家計簿テンプレート(Googleスプレッドシート)
2. SNS・ビジネス系(Ambition)
- インスタ運用マニュアル(初心者向け)
- Canvaで作るバズる投稿テンプレート
- リール動画の作り方ガイド(スクリプト付き)
- 動画編集(CapCut/Premiere)の基本操作マニュアル
- オンラインビジネスの始め方(SNS×デジタルコンテンツ)
👉 販売アイデア:
- Canvaテンプレート(投稿デザイン、ストーリー用)
- インスタ運用の電子書籍(チェックリスト付)
3. 仕事効率化・自己啓発(Ambition)
- 時間管理術&手帳活用マニュアル
- Notionでタスク管理する方法(テンプレ付き)
- デジタルノート術(Evernote/OneNote活用法)
- フリーランスのための営業・案件獲得マニュアル
- オンライン講座の作り方&販売戦略
👉 販売アイデア:
- スケジュール管理テンプレート(Notion/Excel)
- 自己啓発ワークブック(PDF)
4. デザイン・クリエイティブ系
- Canva初心者向けデザイン講座(電子書籍+テンプレ)
- プレゼン資料デザインテンプレート
- バナー・チラシ作成用テンプレセット
- YouTubeサムネイルテンプレート
- 名刺・ロゴデザインテンプレート
👉 販売アイデア:
- Canvaテンプレート販売(LP・Instagram投稿)
- PDFデザインガイドブック
5. ライフスタイル・教育系
- 読書メモ&要約ノートテンプレート
- ミニマリスト向け持ち物リスト(PDF)
- スピリチュアル・引き寄せノート
- 育児&子育て記録テンプレート
- 英語学習ノート&フレーズ集
👉 販売アイデア:
- 学習用ワークシート(PDF)
- 日記・記録テンプレート
6. 旅行・ライフプラン系
- 旅行プランニングテンプレート(Googleスプレッドシート)
- 海外移住&ノマド生活ガイドブック
- 日本文化&神社巡りマニュアル
- ホテル&カフェ紹介のリールテンプレート
- ペットの育て方&しつけマニュアル
👉 販売アイデア:
- 旅行計画用テンプレート(PDF、Notion)
- 海外移住のチェックリスト
💡 収益化しやすいポイント
✅ 顔出し不要! → ストック動画+デジタル商品販売で完結
✅ 単価が自由に設定できる → 980円~5,000円の高単価商品も可能
✅ 自動販売OK! → BASE・STORES・noteで販売すれば手間なし
結論|リプリントライトビジネス×インスタ集客で稼げた
2025年現在、インスタで注目を集めているMRR(再販売権利付)コンテンツとリセールライトビジネス。
初心者でも小投資で始められる&収益化スピードが速い、魅力的なビジネスモデルです。
さらにInstagramを活用することで、ターゲット層にダイレクトにアプローチでき、集客力を大幅にアップさせることが可能です。
私自身もインスタ×再販売権利付コンテンツ販売で、初月から収益化に成功しました。
一方で先行者利益が大きく、参入者が増えるほど収益化が難しくなるのがデメリット。
早めに参入することで市場での優位性を確率しましょう。